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塞翁が馬のとらえどころ。
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仕事の帰りに空を眺めて歩くのが好きです。
道端の草をみたり
近くの学校の放課後の空気を感じたり
青春のような
郷愁のような。

こんなはずではなかった
と思うことがありますか?
毎日1回は笑えていますか?
きっと捉え方ひとつで
いいものにもわるいものにもなるのだと思います。
それがわかっていても
感情が納得するのは別の話だと思っています。

人間万事塞翁が馬、という言葉が好きです。
けれど
私はいつもいつもそういう考え方ではいられず
悪い側面をよく見てしまいます。

かつて有事の際に誰かを悪者にしたがる自分がいました。
なによりも先に考えることは
「誰がやったの?」でした。
責任の所在を明らかにしようとしていた、
といえば形が少し変わる気がしますが
やった人を責めるだけでは
何一つ問題が解決しないことに気づきました。
また、自分がやったことではなくても
自分の非として受け止めなくてはならない場面があります。
自分はやっていません、といったところで連帯的な力や
連携不足を問われ
また原因の一つとして処理されたりもします。
何年か前、
私はそういう場面があると
腹を立てていました。
自分ではないのに、と。
だからこそ常に最優先は
「誰がやったの?」でした。
(もちろんそれが自分の時には素直に受け止めるわけですが)


どこへ行っても同じことでした。
そして
誰かが誰かのやり方を非難し続ける環境に突っ込みました。
結果的には良かったのだと思います。

自分のことでもそうでなくても
とにかく思い込みや誤解でなにかと言われる環境に身を置きました。

気持ちは摩耗し疲弊していきました。
自分の言葉を聞いてもらう前に
叱られる、怒られる、誤解される。


次第に疲れ果て
ふっとどうでもよくなりました。
誤解がなんだというのだろう。
ここでのことが
いったい私の本質のなにを損なうというのだろう。

「わたしはいったいなににこだわっているのだろう?」

そして
怒られないようにも
叱られないようにも
誤解されないようにも
何一つ問題を解決しないのだと思ったのです。

組織の中での有事の際に
最も率先されて必要なのは
おそらくは犯人探しではなく対処なのだと。

「誰がやったの?」
ではなく
「この場をどうするか」
が先なのだと。

もちろん責任の所在は大切ですし
なぜそうなったかは大前提ではありますが
それは改善点であって
その場の対処ではないのだと。
少なくとも私が身を置いた環境は
それを必要としていました。

これが正しいとか
そういうことではないのです。
ただ、
捉え方を納得した形で変えるということがあったということなのです。


そしてそのうち
誰がやったの?を先には考えなくなりました。
どうしよう?が先です。
そうしてみてみると
誰がやったの?にばかり目がいく人も
少なからずいるのだと感じるようになりました。

これをこの歳になってこういえるようになったのは
本来恥ずべきことなのかもしれません。
愚かなのかもしれません。


変なこだわりから抜けて
見渡すと
自分が不手際を起こしたことがあります。
周りに大変な迷惑をかけました。
けれどその時周りが私に言ったことは
責めたてるような、敵を切り捨てるような言葉ではありませんでした。

「これで全員であたって解決すれば終わったこと。
次を起こさないようにすればいいし、
今回の件でその対策を必要とするってことが
周りにわかったんだよ」

大人が子供に言い聞かせるようなことを
改めて言われることについてはどうなんだろうというのは
さておき。

私の周りは解決を最優先とする人ばかりでした。
私があれほどまでに固執していた
「私はやっていない」
にどれだけの意味があったのだろうと思いました。


もちろん、事の大きさによります。
内容にもよるでしょう。
当然ですが
誰がやったものでもいいということではありません。


捉え方ひとつ。
感情の落とし所ひとつ。
それで世界が様変わりすることもあるのではないか
とつくづく思ったのでした。

なお
こうなってからも
対応がうまくなったわけではないですし
対処スキルが格段に身についたわけでもありません。

ただ、腹を立てることは減りました。
壊されたものに腹を立てても直らない。
ならこの代用はどうするか、といった具合に。



仕事帰りの空をぼんやり見ながら
ひとりぼっち反省会をします。
そして嫌なことも自虐の念も全部に蓋をして
通りすがりのゴミ回収箱に出して帰ります。
自分のまずさを反省した後に。

そして家にはきれいな空を撮って持ち帰ります。


こんなはずではなかった。
今日は笑えなかった。
それらは明日を定めません。
明日を決めるのは明日の自分です。
(事前準備が必要なものは除く)

明日を笑うためにどうしましょう。
お風呂に珍しい石鹸でも使ってみましょうか。
いつもと違うお菓子でも食べてみましょうか。


そして多分一番大切なことは
ぐっすりと眠ることなのです。
睡眠が一番の回復薬だと思っています。
(不眠気味の人は早めの対処を推奨します。
ある一定になると
疲れを自覚できなくなったりします。
睡眠不足は心身共に全身にたたるという持論。)



いつも
自分にとって最良の捉え方ができたらね。
そんなことを考えながら今日も帰宅しました。
ではまた。
posted by uamo | 00:01 | 携帯からちょこっと。 | - | - |
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